MENU

足汗をかかない人はいる?

足汗の悩みを持っていると「足汗をかかない人はいるのだろうか」「この足汗は異常なのだろうか」という疑問を持つ人が多いものです。

 

足の裏にかく汗と人間の生理現象との関係についてまとめてみました。

 

足汗が出ない場合、何か弊害はあるのでしょうか。

 

足汗をかくのは生理現象?

足汗をかくのは、自律神経が大きく関わっています。緊張したりストレスを感じたりすると、額などに汗をかくのと同じ現象です。

 

足汗が出ることが他の部位の汗と異なる点と言えば、冬や寒い場所で、手や足は汗をかきやすいという点です。

 

これは、人の身体が自分の臓器を守るために、血液循環に優先順位をつけ、手足など末端の部分よりも、より心臓に近い部分に血液を循環させていることに関係があります。

 

急激な温度変化を受けた際は、普段は冷えていた手や足といった末端の方へ血液を送るので、急に温かくなり汗をかくということです。

 

足汗は、基本的には人間の生理現象によるものなので、足の裏に汗をかいても決して異常な症状ではありません。

 

むしろ問題!?

足汗をかかない人っているの?
生理現象である足汗ですが、足汗をかかない場合には、その理由に病気が潜んでいる可能性もあります。

 

考えられる足汗の出ない理由をまとめてみましたので、足汗が出ないという人は思い当たるものがないかチェックしてみてください。

 

運動不足

足汗に関わらず運動不足の人は、慢性的に汗が出にくいということがよくあります。運動量が足りていないと体の基礎代謝が低下します。

 

基礎代謝は体の新陳代謝や老廃物の排除に関係しており、代謝が落ちると汗が出にくくなります。

 

運動不足が考えられる人は、日常生活にウォーキングを取り入れるなど積極的に体を動かすようにしましょう。

 

夏場、冷房の効いた部屋で過ごす時間が長い

気温が暑いと体温調節のために汗をかくのが当然ですが、長く冷房の効いた部屋で過ごすことが多い人の場合は、体を冷やさないようにするため、汗をかかないように防御反応が働きます。

 

生命を守るための反応ですが結果的に汗の出にくい体になることがあります。

 

食生活が乱れている

偏った食生活をしていると代謝が落ち、汗をかきにくい体質になることがあります。

 

冷たい飲み物やアイスクリームなど体を内側から冷やしてしまうようなものは、食べる頻度に注意が必要です。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは基礎代謝に大きく関係しています。

 

大人の女性が割合的に多いのですが、汗が出ない原因のうちのひとつに「甲状腺機能低下症」という症状があります。

 

甲状腺の機能が上手く働かず、汗の出る量が激減し、体温調節が難しくなります。

 

汗が出にくい以外にも、極端に疲れやすいなどの症状もあり、思い当たる場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

 

腎不全

腎臓は、老廃物を体の外へ排出する機能に直接的な関わりがあり、腎臓の機能が低下すると、尿や汗の量が減ることが分かっています。

 

中でも腎不全は、体の老廃物が体内に残ることで尿毒症を起こしやすく、尿毒症からの自律神経の乱れが引き起こされます。

 

自律神経失調症

自律神経は交感神経と副交感神経に作用しており、うまく切り替えることが出来ない場合、自律神経失調症になります。

 

交感神経が過敏に働くと汗をかきやすくなりますが、反対に副交感神経が機能しすぎると汗が出にくくなります。

 

具体例として挙げた症状や病名の他にも、汗腺そのものが機能しにくくなっていることや、糖尿病や高血圧、アトピー性皮膚炎など様々な要因が考えられます。

 

汗をかかないと何が悪いのか

足汗に限らず、汗をかかないという症状は、体へ悪影響をもたらすことがあります。

 

汗は体温調節に深く関わりがあることが多くの人がご存知のことでしょう。

 

体温の調節が上手くいかないと熱中症や低体温症になりやすくなります。

 

めまいや吐き気だけでなく、ひどい場合には死に至ることもあるので、汗が出ないということは大変危険な状況であることを理解することが重要です。

 

汗をかきにくい人は、基本的に代謝が落ちている状態にある人がほとんどです。

 

代謝が落ちると、消費されるエネルギー量が減るので、太りやすくなってしまいます。

 

運動不足=太りやすいと考えられがちですが、運動不足=代謝が落ちる=汗がでにくく太りやすくなるということが言えるでしょう。

 

汗を出すことで、体の中の老廃物が外へと排出されるので、汗をかきにくい人は、体の中に老廃物をためやすく、様々な病気の要因になるほか体の中の毒素を排出しようと、目に見える形で現れてきます。

 

肌荒れやにきび、吹き出物といった肌トラブルを起こしやすくなります。

 

汗をかかない人の対処法

汗が出にくい人が汗が出やすい体質に改善したい時にはどのようにすれば良いのでしょうか。

 

前述した通り、汗は自律神経と大きく関わりがあります。

 

まずは、乱れた自律神経を整える努力をおすすめします。

 

自律神経の乱れを整えるには、何よりも規則正しい生活を送ることが一番効果があります。

 

朝起きてすぐに太陽の光を浴び、バランスの取れた食事を3食きちんと摂り、質の良い睡眠をとることが大切です。

 

質の良い睡眠を取るためには、寝る前に軽くストレッチをして全身の筋肉をほぐすことや、寝る1時間前にはスマホやテレビ、パソコンなどの強い光を見ないようにするなどの努力が必要です。

 

毎日の入浴も自律神経の乱れを整えることや、汗腺の働きを正常にすることに効果を発揮します。

 

入浴時間がない、面倒臭いなどの理由で、湯船に浸からずにシャワーだけで済ませてしまっているという人は要注意です。

 

湯船に浸かって体の芯から温めることで基礎代謝を上げ、汗腺が正常に働くように導いてあげましょう。

 

前述したように冷房の効いた部屋で長時間過ごすことは避けたいところです。

 

冷房は、体を冷やすだけでなく、肌を乾燥させてしまうので、肌の持つ本来のバリア機能も失われてしまいます。

 

冷房を入れる場合には、その温度や冷房を入れている時間に気をつけることをおすすめします。

 

汗をかかない人から学ぶ足汗をかきやすい人の対処法

足汗など汗をかきにくい人の習慣や対処法を知ることで、反対に足汗をかきやすい人の対処法を知ることもできます。

 

この場合、注意したい点は、汗をかかない人の生活習慣が良いというものではなく、汗をかかない人の習慣を参考にして、足汗対策に取り入れるという考えであるということです。

 

例えば、前述で体が冷えると汗が出にくくなるというポイントがありましたが、それを受けて、体を冷やした方が良いというのではありません。

 

足汗で悩んでいる人は、不必要に体温が上がるのを防ぐために、梨やトマト、キュウリなど体温を下げる効果のある食材を取り入れてみるという方法がおすすめです。

 

これは、足汗だけに言えるわけではなく、風邪などで発熱した際にも応用できる方法なので便利です。

 

他にも、室内外での温度差をなくして、なるべく温度が一定になる工夫をするという方法もおすすめです。

 

室内外の温度差が大きい場合、特に涼しいところから暑いところへ行った場合には体温調節をしようと汗が吹き出ることがあるので注意しましょう。

 

反対にずっと寒いところにいる時は、手や足など末端部分から発汗しやすいので、足汗に悩む人には暑くもなく寒くもない温度を一定に保つという点が大切だということも分かります。

 

足汗をかきやすい人もいれば、足汗だけでなく汗そのものが出にくい体質の人もいます。

 

お互いの体質やその理由を知って参考にすることで、より実現性の高い対策方法を見つけることができます。

 

快適な汗習慣のために色々な方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。